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6/27〜29 奄美大島 1日目   

2019年 06月 30日
事の発端は、去年の末にeichanさんから届いたメール。
「6月末にネキ狙いで奄美に行きますが、一緒にどうですか?」
二つ返事で飛び乗り、順調に航空券等を押さえ、ついに到来した6月末。
梅雨前線が一向に南西諸島付近から動かず、さらには熱帯低気圧もやってきて、ネキは絶望的かとも思われたが、果たして。


27日朝。
奄美には11時過ぎの到着。予報では、奄美に着くころには熱帯低気圧は本土付近へ移動しているらしい。
代わりに、乗継のための鹿児島空港への着陸が怪しまれる状況になってしまったが、無事着陸でき一安心。
鹿児島空港から約1時間、着陸準備に入ったところで窓の外を見てみると、晴れている!
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台風一過とはこのこと。幸先良いスタートが切れた。
ほぼ同時刻に到着したeichanさんと合流し、ネキのポイントへ直行。

1時間ほどでポイント到着。とても蒸し暑い。
すでに13時を回っており、もうネキの飛ぶ時間帯は終わりかけ。
イジュを掬うとモモブトコバネが入った。

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アマミモモブトコバネカミキリ

数年前の石垣島でタブの周りを飛んでいたペアを採って以来なので嬉しい。
イジュには、他にもアマミヨツスジハナやオオシマホソハナと言った魅力的な種が来るようなので、明日明後日も期待大。

そろそろ移動しようかという時に、別のカミキリ屋さんが到着。
昨日から初奄美で、昨日は雨の中ビーティングでオオシマビロウドやコウノゴマフを採ったとのこと。
この後行く場所が決まっているわけではないとのことのため、一緒に行動することに。
フナバシクワガタ2というブログをされている640さんでした。

ここからは車で林道を流しながら、昔大規模伐採が行われていた頃には多くのカミキリが得られた土場を目指すことに。
まずは、eichanさんが一昨年モリヤシロオビチビを採られたポイントへ。衰弱したマツのスイーピングで、副産物としてキュウシュウトゲバも採れるとのこと。

道沿いにマツが点々と生えており、枝先が枯れた部分を掬っていくと、まずはキュウシュウトゲバが。

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キュウシュウトゲバカミキリ

一度に二頭入った。
さらにその近くのマツを掬うと、モリヤシロオビチビも。

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モリヤシロオビチビカミキリ

名前の通りの白帯が目立つ。

一気に2種とも採れたのでもう少し追加できるかと思ったが、これで打ち止め。eichanさんも640さんも採れていないとのこと。
マツは他の場所でも生えているようなので、適宜掬っていけば、また採れるだろう。

走っていると、林道から作業用の小道が延びていたため、歩いてみることに。
20mほどで道は終わっていたが、eichanさんがオオシマビロウドを2頭採集。上から垂れ下がった蔓と、茂みに溜まった枯葉から落ちたとのこと。
落ちていた古めのキノコが生えたような粗朶からは、アマミコブヒゲも採られていた。私も翌日に同様の粗朶からアマミコブヒゲをゲット。

目的の土場に着くと少ないながらも材はある様子。しかしながら、すでに17時を回っており、作業員の方が帰られるため、中にはもう入れない、明日もっと早く来れば採らせてあげるよ、と。明日来れるかはネキの状況次第か…。

近くに生えていたアコウにムツボシシロの食痕があったため、3人で掬ってそれぞれゲットすることができた。

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ムツボシシロカミキリ

網の範囲外にいた個体の地面への落下モーションが、特徴的だった。ポトっと直線的な落下ではなく、力が抜けたフラフラとした落ち方。

ライトFITを掛けに行くため、640さんとは明日のネキポイントでの合流を約束して一旦お別れ。
明日の回収を考えて、ネキポイント付近に設置。私はUV蛍光灯、eichanさんはUV LED。どう差が出るか。

ホテルに着いたのは21時過ぎ、ラストオーダー間近のホテル内のレストランに駆け込んで、eichanさんお勧めの鶏飯をいただき、翌日に備え就寝。

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鶏飯は鹿児島空港でしか食べていなかったので、本場のものが食べれてよかった。

明日の予報は、早朝に雨が降ったのち曇り。
eichanさん曰くネキは林内が濡れてしまうと飛ばないとのことなので、ぱらつく程度だといいが…。


by taiyaki-i | 2019-06-30 17:51

奄美   

2019年 06月 29日
木曜からの二泊三日で、今は鹿児島空港で乗継の飛行機を待っています。

第一目標のネキを始め、多くの特産種が採れ、とても楽しい採集になりました。

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採集記はまた後日。

by taiyaki-i | 2019-06-29 20:07

スピニ   

2019年 06月 18日
鹿児島から帰ってきた夜。
材箱を見ると、スピニが出ていました。
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トゲウスバカミキリ

これ以外にもう一頭。
無事に出てきてくれて何よりです。

by taiyaki-i | 2019-06-18 12:40

鹿児島   

2019年 06月 16日
ムラサキアオ・ソボセダカ狙いで土日を使って鹿児島に行ってきました。

1日目、鹿児島到着時は晴れていたもののすぐに曇って雨も降り出す。
ムラサキアオは早々に諦め、最南端まで大移動。
本当の最南端のエリアは特保になっているため、その少し手前の照葉樹林に目をつける。
枯葉つきの枝を叩くと、ゴキが大量に落ちてくる。サツマゴキブリの成虫を見たのは初めてだったので掴んでみたが、もがいている感触がやっぱりゴキブリ感があって、すぐに放り投げてしまった。
そしてダニが多い。ひと叩きで2,3頭落ちてくる。

事前に収集した別亜種の生態だと、葉のない細枝に集まるようなので、葉の落ちた枝を叩いていくと、目当ての種が落ちた。

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サタサビカミキリ

佐多岬と、別亜種が長崎の野母崎にのみ生息。
岬からどれくらいの範囲までいるのかまるで情報が無かったが、採れてよかった。
生態は野母崎亜種と同じよう。
帰宅してルーペで覗いてわかったが、上翅がなかなかいい造形をしている。

ちなみにケナガカミキリも偶然2頭落ちてきた。こちらも初採集。

サタサビは1時間ほどで4頭が落ちた。
成虫でも採れることが分かったが、ダニ等の問題を考えると、材採の方が精神的には楽かもしれない。

夜はさらに大きく移動し、ブナ帯の山へ。ソボセダカがターゲットだったが、昼間の雨の影響かものすごい濃霧。
ハイビームにすると霧に光が当たり前が何も見えなくなるので、ロービームでつづら折りの道を登っていく。
なんとかブナ帯までは辿り着いたが、ただでさえ夜で視界が悪いのに濃霧で2,3m先までしか見えない状況。林内に入るのは危険だろう。
樹皮も濡れており、道路沿いの粗朶でチャボヒゲナガやキモンが採れたくらいだった。
2日目も日の出前から同じ山に登ったが、相変わらず霧が濃く、樹皮が濡れているせいかセダカの姿はなし。
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林内の粗朶で、シラホシキクスイと変わったピドニアが採れたのはよかった。これがキュウシュウヒメハナなのか?オオヒメハナの紋が消えたタイプかもしれない。

2日目日中は晴れたので、予定通りムラサキアオ探索。
目をつけておいた場所へ向かう途中、カエデ並木が見えたため、寄り道。行き止まりにも何本かカエデがあったので見ていると、樹冠を越えて向かってくる影が。
アオカミキリのようだが、大きい!
網を伸ばす間も無く、飛び去ってしまった。
きっとあれがムラサキアオ。アオよりも一回り大きいらしいとは聞いていたが、相当大きく感じる。

今まさに幼虫が食い入っているようで、新しい糞の排出用の孔も見つかったが、主は最初の1頭だけ。
散りかけのアカメガシワを掬ったら入ったと思ったが、キマダラミヤマに化けた。
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次の場所は車を停めたら車の中からカエデの周りを飛んでいる個体が見えたが、網を用意し終わった瞬間に林の奥へ。さらに一頭網の届かない位置を飛んで行った個体を見送り。
いるのに採れない。

一旦移動するも、いい場所が見つからず戻る。すでに13時過ぎ。かなり焦っている。
再びカエデを見始めると、大木の樹冠部から3mほどの小さな木に向かって下降してくる個体が。
葉が邪魔してよく見えないが、飛翔ルートを読んで網を振り抜く。降った網を真上に上げると、中で大きめのカミキリが暴れているのが見えた。

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ムラサキアオカミキリ

ようやく1頭だけ、南九州のムラサキアオにしては青味がかった個体だがゲットできた。
これが採りたくて、遥々鹿児島まで来たのだ。
欲を言えば、もっと紫色の大きな個体が採りたかったが。
最初のポイントで大型の個体を見送ったのが悔しすぎる。

1頭採れたら気が緩んでしまい、少し粘っただけで撤収。

たまたま航空券を調べていて安かったという理由で行くことにした鹿児島だったが、メインターゲットをなんとか採ることができ、サタサビなどの特産種も採ることができました。

今回チェックした場所は来年以降も発生が見込めるところもあるため、また訪れたいです。

by taiyaki-i | 2019-06-16 20:30

大白   

2019年 06月 10日
出てくれると信じていました。

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オオシロカミキリ

今年2月に、愛知県内の河川敷で採取したムクノキ材から。
一応付近で10年ほど前?の記録はあるところだったのですが、シロカミキリの仲間の特徴だと思っていた栓のされていない材部への侵入孔は見当たらなかったので、入っているかどうか不安でした。

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今回羽脱した個体のものと思われる侵入孔には、栓がされていました。
同様に栓がされた侵入がもう一つ、おそらくオオシロと思われる割り出した幼虫も一頭材に入れているので、まだ期待できます。


by taiyaki-i | 2019-06-10 07:05