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関東周遊   

2019年 05月 20日
この週末は、大学時代の指導教官の着任10周年の祝賀会のため、東京へ行っていました。
虫の活動シーズンに関東方面へ行くこともあまりないので、ついでにこの時期のカミキリを狙ってきました。


府中に着いたのが土曜の16時前。
まずは、学生時代に見つけたベニバハナのポイントへ。学生時代は、5月末に1頭だけ採れた場所ですが、今はどうなっているか。
ケヤキの洞を覗いてみますが、中にはいない様子。
前も洞の中ではなく、ケヤキの葉裏で休んでいたのを見つけているので、同じように葉を見ていくと、いました。ベニバハナはこのポイント以外では採れていないので、久々の再会。
さらに葉を調べていくと、複数頭が葉裏で休んでいました。ちょうどタイミングが合ったようです。この場所も、まだまだ楽しめそうで安心しました。


翌日曜日は、まずは栃木方面へ。
当初の予定には入っていませんでしたが、今回のメインターゲットの活動が午後になると予想して、時間潰しで急遽選定。
河川敷のマルバヤナギの枯れ枝をスイーピングすると、ポツポツとですが入りました。

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ヤマトチビコバネカミキリ

ヒゲナガコバネよりもさらに小さい。
最小は4mmほど、シャーペンの芯と変わらないくらいの細さしかありません。
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ルッキングでも発見できればよかったのですが、探せる範囲に良い枯れ枝が無かったので諦めました。


ここから1時間半ほどかけて千葉まで南下し、狙うメインターゲットはケブカトラ。
10年ほど前から、千葉の九十九里沿岸のイヌマキの食害で猛威を振るっている国内外来種です。
最近被害が確認されたエリアか、分布の中心と思われる過去から被害が確認されているエリアか、迷いましたが後者を選定。
事前にストリートビューでイヌマキが多い場所を何箇所かチェックしておいたので、近くに車を停めて歩いて被害のある木を探します。
車での移動中にも弱っていそうなイヌマキがいくつかあったのでチェックしてみましたが、痕跡のみでした。

歩き始めると、道端に枯れかけてかなり葉が落ちているイヌマキを発見。アリに混じって一際大きな物体が幹を歩き回っているのがすぐに分かりました。
手でつかもうとすると、気配に気づき落下。落下の軌道が見えず、見失ってしまいました。
他にもいないか枝を見ていると、ちょうど自分の真上に張り出した枝を歩いている個体を発見。今度は落ち着いて、下から手をあてがいゲット。
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ケブカトラカミキリ

名前の通り全身に密生する体毛のおかげか、独特な光沢感があります。他のトラカミキリと違って横幅があってガタイが良いですね。

次に見つけたのは、畑の脇に生えていた衰弱木。
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分かりにくいですが、右奥に向かって順番に衰弱木、枯死木、比較的健全な木と並んでいます。
手前の木が枯れた後は、一番奥の木に移っていくのでしょう。

この木では、交尾個体も見られました。
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2時間弱で、十分な数が得られました。
防除にも力を入れているようで、植木屋?のイヌマキは元気な木ばかりでしたが、今回見つけたような、手入れがあまりされていない木は多くが被害を受けている印象でした。
根絶を目指すよりは、大事な木だけ守っていくほうが、コスパは良さそうです。拡散を防ぐ手立てが何かあればいいのですが。

# by taiyaki-i | 2019-05-20 07:44 | カミキリ

落胆   

2019年 05月 07日
今朝、セダカと思い京都で採ってきた幼虫の1頭が羽化しました。
その結果は…

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どうやらヒメヒゲナガのようです。
ちゃんと前胸を確認して採ってきたのに…と思いヒメヒゲナガの幼虫を調べてみると、網目状の硬化板など、コブの幼虫と似ているみたいです。
コブの硬化板が凸型なのに対し、ヒメヒゲナガは王冠のような形?(凸のように山が1つではなく、山が何個もある)になっているところが違いでしょうか。
たしかに、完全な凸型ではなく歪な硬化板の個体が何頭かいたような…

コブをたくさん採ってきて満足したつもりでいましたが、一気に不安になってきました。
樹皮下ではなく材部で見つけた幼虫が実は全部ヒメヒゲナガだった…なんてことにならないことを祈るばかりです。


# by taiyaki-i | 2019-05-07 07:12 | カミキリ

GW前半   

2019年 05月 06日
今日で長い連休も終わり。

GW前半は、沖縄に旅行に行っていました。
一人では無かったので、採集は初日の2〜3時間のみ。沖縄本島は中学生ぶり、カミキリ狙いで採集をするのは今回が初めて。

風が強かったですが、アマミトビイロやツマグロアメイロ、オキナワウスアヤなど沖縄らしい種が採れました。
目標としていたトラニウスやオキナワリンゴはお預け。いつかまた来るときの楽しみにとっておきます。

今後も長距離遠征の予定が控えているので、それ以外の採集は控えてお金を温存する予定。

# by taiyaki-i | 2019-05-06 21:20

セダカリベンジ   

2019年 05月 06日
前回ボウズだったタダセダカのポイントへ、リベンジに行ってきました。

前回は山麓部を攻めましたが、今回は山頂周辺へ。相変わらずセダカが好む樹種の材は少なかったですが、車からすぐのところに削りかけのシデ材があり、残りを調べて3頭だけ採ることができました。
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他にカエデ材からも1頭だけ出てきましたが、残念ながらクラッシュ。
サクラはシデやカエデに比べればあるので、サクラ材を探せばもっと採れたのかもしれませんが、イマイチいい状態の材が分からず、サクラ材からは食痕すらもほとんど見つけられていません。なかなか樹皮が縦方向に裂けてくれなくて、樹皮を剥ぎにくいのも合わさって、サクラは積極的にチェックできずにいます。今度はハサミでも持っていこうかな。

セダカはおまけで、本命は「そこまで珍しくないのに何故か縁のないヤツ」のひとつだったのですが、今回も縁に恵まれませんでした。衰弱木の場所まで教えていただいたのに採れなかったので、相当嫌われているようです。

# by taiyaki-i | 2019-05-06 06:06 | カミキリ

タダセダカ材採   

2019年 03月 25日
eichanさんに案内していただき、タダセダカの材採に行ってきました。

一箇所目は良い材が無く昼過ぎまで粘ってボウズだったものの、二箇所目ではシデ材が豊富にあり複数頭採集できました。
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この一頭以外は、樹皮下ではなく芯材部から得られました。
芯材部まで柔らかくなっていれば、一般的には樹皮下を摂食するコブも積極的に芯材部に穿孔するようです。

関西のセダカの生息環境がなんとなくわかった気がしたので、今後は色々な場所のタダセダカにも挑戦しようと思います。

eichanさん、案内していただきありがとうございました。

# by taiyaki-i | 2019-03-25 08:12 | 採集記