7/2 山梨県甲州市 フタコブフィーバー!!   

2011年 07月 04日
今回も先週に続き山梨での採集です。
今回は大菩薩。一度行ってみたかった場所です。山梨って良い採集地多いんだよな~。
ターゲットはピドニアとフタコブルリハナの黒化型。
天気的にはピドニアの方が可能性があるかな?

家を6時前に出発し、電車とバスを乗り継いで9時前には現地到着。
ちなみに駅では晴れていました。
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その後は晴れたり曇ったり。

バスを降りると気にならない程度ですが雨がポツポツ。
まあ今日はそんなに降ることは無いだろう。

歩いて行くと花があったので掬ってみると、早速ピドニアが。
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ムネアカヨコモンヒメハナカミキリ Pidonia (Cryptopidonia) masakii HAYASHI,1955

おお~、ムネアカヨコモン。こいつも関東の方じゃないと採れない種類。1年ぶりの再会です。
さらにホソガタも。
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ホソガタヒメハナカミキリ Pidonia (Pidonia) semiobscura PIC,1901

いきなりこいつ来るか・・・。今日は調子良いかな?

こんな花に来ました。
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なんだろこれ?
Genkaさんよりオオバアサガラとの情報を頂きました。ありがとうございました。

道沿いをオオセンチが飛んでいました。
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オオセンチコガネ Geotrupes auratus Motschulsky,1857

当然なんだけど、関東赤ばっかだからちょっとつまんねww

歩きながら掬っていくと、また新しいピドニアが。
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なんだろ、ホソガタのオス?それともフトエリマキ?

掬っているのは主にニシキウツギ?やヤマブドウの花です。

花を掬ったはずなのになぜかドウボソ。
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ドウボソカミキリ Pseudocalamobius japonica (BATES,1873)

よっしゃーっ!!初採集!
今までもアジサイとかあったら調べてたけど、見つかんなかったんだよな~。
エリトラに縦筋が無いのでただのドウボソでいいはずです。

その後もピドニアを追加しながら歩いて行くと、ホソガタっぽいけど微妙に違うピドが。
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ニッコウヒメハナカミキリ Pidonia (Pidonia) limbaticollis limbaticollis PIC,1902

よっしゃーっ!!こいつ欲しかったんだよな~。
御嶽などで採れるオオバヤシヒメハナはこいつの亜種。
関東まで来ないとニッコウは採れません。

小楯版の近くに紋が無い部分があるからニッコウで良いはず。

ムネアカヨコモンとは微妙に雰囲気が違うような・・・。
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オヤマヒメハナか?

ブナがありました。
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灯火やったら面白そう。

テツイロハナも入りました。
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テツイロハナカミキリ Encyclops olivacea BATES,1884

1,2頭しか持ってない種なので嬉しいです。

やっとキベリクロヒメハナ。
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キベリクロヒメハナカミキリ Pidonia (Pidonia) discoidalis PIC.1901

こいつそんなに多い種じゃないのかな?

ここで父と合流。
今回は父も名古屋からはるばる来ているのです。

その後少し花掬いをしてから車で移動していると、父が急に車を停めました。

「なんか歩いてた!」

上しか見てなかったorz

車から降りて近寄ると、デカいヒラタシデムシ?
いや、そんなんじゃない!!
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ヒメオオクワガタ Dorcus montivagus montivagus (Lewis,1883)

やっと元気なやつを拝めた・・・。
越冬明けの個体のようです。
しかしシデムシと間違えるとは・・・。
父はゾウムシと間違えてたww

さらに走ると、だんだん標高が下がっていき、ノイバラの花が見られるように。
日当たりの良いバラの花を見てみると、飛翔中のカミキリらしき姿。
一瞬で何か分かりました。
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フタコブルリハナカミキリ Stenocorus caeruleipennis (BATES,1873)

やっぱいたか~。
こいつは前胸がちょっとだけ黒化。
とりあえず目的の種が採れて一安心。
後は完全なる黒化型を・・・。

次に見つけたのはノイバラの株が並んで生えているところ。
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俺は近くの他のノイバラを見ていたのですが、このノイバラを見ていた父が、

「いっぱい飛んでる!!」

いっぱい・・・?
どうせヤツボシとかそういうのじゃないのか?とか思って見に行くと、ホントにいっぱいいた!!∑( ゜ Д ゜ )

花の周りを飛ぶやつ、枝を歩いているやつ・・・。

急いでネットを持って戻り、掬おうとしますがなかなかいい場所には来ない・・・。
ノイバラの株の真上あたりを飛んで、樹冠部?の花に停まるから、全然掬えんorz
普通の花なら無理矢理ネットつっこんだりもできるけど、ノイバラだし・・・。

そこで、飛び立ってノイバラでネットが邪魔されないくらいになったところを掬うことに。

すぐにそんな個体を発見。
意外と飛ぶのが早い!!
でもしっかりネットイン!

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うはっ、結構黒いじゃん!!
いいね~、こういうやつが欲しかったんだよ~ww

その後も飛んでる個体を採ったり、ノイバラスレスレのとこ飛んでるやつ採ろうとしてミスったりして多数のフタコブルリを採集。
結局フタコブルリは25頭(!)採れました( ^ ^ )
まさにフィーバー!!ww

それでもエリトラが銅色っぽい完全な黒化型はあまりいませんでした。
前胸だけ黒いとかは結構いたんだけどなー。

フタコブルリ以外にはヤツボシハナやハネビロハナなど。

フタコブルリ、生態写真撮ろうと頑張ってみたけどこれが精一杯orz
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だってホントに近く来ないんだもん・・・( ; ; )

まだ時間があるので、最後に行きに見つけた土場へ寄ることに。

材を調べると、ドリスやエグリトラ、ゴマフは沢山。

そんな中現れたのはキモンカミキリ。
すいません、写真ありません・・・。
もちろん初採集。よっしゃ!!

父が飛翔中のをはたき落したのはシナカミキリ。
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シナカミキリ Eutetrapha sedecimpunctata sedecimpunctata (MOTSCHULSKY,1860)

久々の再会。結構大き目です。

次はチャイロホソヒラタ。
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チャイロホソヒラタカミキリ Pymatodes (Phymatodes) testaceus (LINNAEUS,1758)

チャイロホソヒラタタイプは初採集。
クビアカルリヒラタタイプも多く見られました。こいつらが一番多かったかも・・・。

おそらくシロオビトラ。
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シロオビトラカミキリ Clytus raddensis PIC,1904

前胸が丸く、上翅末端に毛が生えているためシロオビトラと判断しました。

トホシカミキリ族も採れました。
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セミスジニセリンゴカミキリ Eumecocera trivittata (BREUNING,1947)

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チチブニセリンゴカミキリ Niponostenostola niponensis niponensis (PIC,1901)

どちらも初採集です。良いね~、カッコ良いぜ・・・w
クロニセリンゴも採れました。

う~ん、土場も最高!!


今回は初めての大菩薩でしたが、最高の成果となりました。
ピドニアにフタコブルリに、土場で採れた様々なカミキリ・・・。
よきかなよきかな~ww
7月後半に来てもピドニアの種類も少し変わり、ノリウツギも咲いて面白そうです。


採集結果

ニッコウヒメハナカミキリ、ホソガタヒメハナカミキリ、ムネアカヨコモンヒメハナカミキリ、オヤマヒメハナカミキリ、ツマグロヒメハナカミキリ、ニセフタオビヒメハナカミキリ、キベリクロヒメハナカミキリ、オオヒメハナカミキリ、その他各種ピドニア、テツイロハナカミキリ、フタコブルリハナカミキリ、ヤツボシハナカミキリ、ハネビロハナカミキリ、ニンフホソハナカミキリ、チャイロホソヒラタカミキリ、シロオビトラカミキリ、シラケトラカミキリ、カンボウトラカミキリ、キモンカミキリ、シナカミキリ、クロニセリンゴカミキリ、セミスジニセリンゴカミキリ、チチブニセリンゴカミキリ、ドウボソカミキリ、ヒメオオクワガタ、オオセンチコガネ
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by taiyaki-i | 2011-07-04 22:57 | 採集記