5/2,3 新潟県某所 男4人新潟ギフ採集   

2011年 05月 05日
今年もギフのシーズンがやってきた!!
・・・まあ1か月くらい前にすでに来てるわけだけどww

今までは名古屋にいたため比較的容易にギフ採集に出かけられていたのですが、東京に住むとなるとそうはいかない!!
ギフはお預けかな~と思っていたのですが、昆研の活動で新潟にギフ採集に行けることに。
何でも新潟は岐阜並みにギフが多いらしい。
新潟のギフか~・・・。どんなだろう?

今回のメンバーは俺と昆研の先輩の荒川沖さん、take3さん、ヤナギハシさんの4人。
新潟は遠いため、前日の9時に農工大を出発。
ちょうど農工大に着いたときに地シスの皆が帰ってくときで皆遅くまで新フェスの準備してんのに俺何やってんだろ・・・って罪悪感にとらわれた( ´ ・ ω ・ ` )

高速道路を走り、3日の午前1時半過ぎに最寄のSAに到着。ここで車中泊です。
もう寝れないのは慣れた(笑)から、4時ぐらいからはiPodで音楽聴いてた(爆)

5時過ぎにSAを出発し、まだ時間が早い(てか早すぎ)けどとりあえず採集地の環境を見に行くことに。
採集地に到着すると・・・
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雪、雪、雪・・・・・・。
ちょっと雪多くね?
一応歩いてみることに。

雪の無いところにはカタクリが。
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でも花が無い・・・。
ふきのとうもありましたがちょうど食べごろサイズでギフチョウに適した花が咲いた状態には程遠い・・・。
自分が食べるためにちょっとだけ採りました。

ちなみに雪の上にはテンがヒョコッと顔を出していました。

本来この場所はGWにちょうど良いらしいのですが、まだ全然ギフのシーズンという感じではないため、もっと早い時期に出るはずの場所へ行くことに。

1時間ほど走り、着いたのは小さな谷。愛知にあるギフ産地の一つに少し似ています。
愛知だと谷底をギフが飛ぶんだけど・・・。

歩いてみると、最初に見つけたのはカタクリ。
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今度はちゃんと花が咲いています。やっぱカタクリきれいだな~。

さらにはショウジョウバカマ。
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そしてギフの生存に欠かせないもの、食草であるカンアオイも発見。
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ここはどんなカンアオイになるんだろ?

まだ時間が早いので、今度は対岸へ行くことに。
ていうかそっちが本当のポイントらしい。

対岸もだいたい似たような環境。
今度はネットを持って採集開始。
谷沿いの道をひたすら歩きます。

道が上下に分かれていたので最初下の方へ行くとすぐ行き止まり。
戻ろうとすると葉の上にカミキリが。

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タケトラカミキリ Chlorophorus annularis (FABRICIUS,1787)
キンケトラカミキリ Clytus auripilis BATES,1884

自己2頭目。この後上の方の林道へ行ったら小規模な竹林がありました。
どうやらそこが発生源のようです。てかタケトラってこんな早くから出るんだ・・・。

コータスさんからキンケトラとのご指摘をもらいました。
確かによく見たらキンケだった・・・。ぬか喜びorz


上の方の林道はずっと奥まで続いており、しばらく行くと谷の斜面を登り始めました。
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こういうとことかよさそうなんだけどな~。

登り始めてからはスギ林で少し暗めだったのですが、(たぶん)30分くらい登るとそこにあったのは・・・

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すっげえ~・・・。カタクリの群落です。
保護してるのは見たことあるけど、保護してない完全に野生?のやつは初めて見ました。
時間になればここにも来るかな~( ゜ ∀ ゜ )♪

その後少し登るとピークに出ました。
その斜面にもカタクリがたくさん。なんだこのカタクリの量ww

分岐があったので俺は下る道を歩いていると、どうやら荒川沖さんがギフを採ったらしい。
でも羽化不全だったようできちんとしたのが採れたら逃がすと言っていました。
ギフってなんか翅がクシャってなってるような羽化不全多いんだよな~。

その後ヤナギハシさんもギフを採集。
くっそー、何で俺の前には姿を現してくれないんだ・・・。

ここでこれまでギフが採れている場所を整理すると、どうやら分岐した道の中でもピークにある道で採れているらしい。
俺が歩いているのはピークから少し外れた道。
ならピークを歩けば・・・。

そう思い他の人がギフを採った道を歩くと、2,3m先から蝶が飛び立ち、こっちに向かってきます。
あれは紛れもないギフチョウ。
網を振り一発でネットイン。

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ギフチョウ Luehdorfia japonica (Leech, 1889)

ふぅ・・・。やっと採れた・・・。
新潟県産初採集です。
結構大きいし黒帯も太目。てっきり日本海側は基本的に黄色部分が増える傾向があると勝手に思い込んでいましたが、やはり平地だと?黒帯も太くなるんですね。

荒川沖さんに会ったので採れたことを報告すると計3頭採れて2頭羽化不全だったから1頭確保したとのこと。遭遇率すげえww
荒川沖さんは他にカミキリも採っており、見せてもらいました。

荒川沖「これなに?」

タイヤキ「ん・・・アカネ・・・じゃない!これどこで採りました!?」

荒川沖「向こうの方のスギ林にいたよ~」

タイヤキ「これ・・・ビャクシンですよ!!」

そういえばここ新潟だったあーーーーっ!!!!
ギフのことばかり考えていて完全に忘れてました・・・。
ビャクシンは東海地方にいてはなかなか採りにくい種類。
スギ材の移動とともに本来生息していなかった場所の土場でも見つかるようになったこともある種類ですが、おそらくここはもとからいた場所。
そうだよねー、新潟ならビャクシンいるよねー・・・。
後で場所を教えてもらうことに。

その後行きに見つけたカタクリの群落などを見て回りましたがギフは現れず・・・。
再びギフのよく出る道に行きますがここでも出てきません。

いないな~と思ってリュックの紐を直していると目の前をギフが。
急いで追いかけましたが林の中へ・・・。
いきなりすぎるよ・・・。

少し歩いて後ろを振り返るとさっき採り逃がした場所にまたギフが。
しかもさっきの個体とは違うやつのようです。
しかし走り出した時にはもう遅く、また林の中へ・・・。
もうちょっとタイミング良く出てこようぜw

しかしこの場所が蝶道になっていることは分かりました。
しばらくこの場所で粘ることに。

でもまあそういう時に限って出てこず、やっぱダメかと気を抜いた途端現れて林の中に入ってくワケで・・・。
しかし今度は林床に着地するのが見えました。

そこで林内に入るとカタクリの近くにギフが。
しかし木やササが邪魔で網が振れない!
仕方なくギフを飛ばすとさらに奥へ。

追いかけると沢に出て少し広めの空間。
ここはすごくいい環境な気がする・・・!

さっきのギフもこちらへ向かってきたのでネットイン。
俺の感じではここがちょうどギフがUターンする場所。

ギフを三角紙にしまうとまたギフが。
こいつも焦らずネットイン。これで3頭です。

なかなかいい場所を見つけることができました。
さっき道で見た2頭が採れたんだと思います。
ってことは次はもうない?

しばらく待ってみましたが、ギフは現れず12時に近づいたので戻ることに。
そういえばマガタマハンミョウが採れました。
マガタマハンミョウはハンミョウのくせに飛べないやつ。道教えの名がなくぜww
まあハンミョウが飛べるくせに足速くてハンデありすぎなんですけどw

その後皆と合流してもう昼だしいったん車に戻ることに。
俺と荒川沖さんが途中でビャクシンがいた場所へ。

と別れた直後、遠くにギフが急いで走り、ネットイン。
殺した後に気付いたのですが、後翅が1枚鳥にかじられたのか無くなっていました。
殺す前に確認すればよかった・・・。

ビャクシンについて詳しく話を聞くと、スギの伐採木上をヒメスギが這い回っており、まわりを見てみるとその倒木についていた枯葉にいたんだとか。
これがその伐採木。
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ここだけ日当たりが良かったので、ヒメスギが好んで集まってくるのでしょう。
他にも伐採木はありましたがヒメスギがいたのはこの木だけでした。

ビャクシンは夜行性なので、今は樹皮下に隠れているはず。
しかし、ビャクシンが隠れられそうな隙間はありません。
ここで目についたのは木の上に積もった枯葉。
こういうとこの中にも隠れてるんじゃないのか?

慎重に枯葉をどけると、そこにはビャクシンが。しかもデカい!!
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ビャクシンカミキリ Semanotus bifasciatus (MOTSCHULSKY,1857)

いよっしゃああーーーっっ!!!!!
やったやった、ビャクシンだーっ!!
カッコ良いな~、デカいな~、前胸フサフサだな~w

ヒメスギと同じく早春にのみ出るカミキリ。
産地は結構局地的らしいです。

荒川沖さんも2頭見つけたようですが、1頭は逃がしてしまったとのこと。

調べられるところは調べたし、他の2人を待たせても悪いので、下ることに。
とりあえず採れてよかったあ~。

昼食を食べた後は2番目に行った場所へ行ったのですが曇ってきてギフは飛びそうもなく、すでに全員がギフを採っていたためあまりやる気も出ず、荒川沖さんの提案である水生昆虫の生息地を見に行きましたがよく分からず、そのまま帰ることに。

帰りは渋滞に巻き込まれ、最寄のICについたのは午後7時半ごろ。
外で夕飯を食べ、8時半ごろ農工大に到着。

荒川沖さん、take3さん、長距離の運転お疲れ様でした、それと昼飯と夕飯おごっていただいてありがとうございましたm(_ _)m


今回は本来の予定では1週間以上前に行く予定だったのが天気の都合で延期になり、GWの採集になったのですが、もし予定通り行っていたらどうなっていたことか・・・。
今回ギフが採れた場所もまだまだ出始めだったようです。
春に寒い日が続いたからというだけでなく、雪の影響も大きいのでしょう。
今年は去年以上におかしくなるか?


採集結果

ギフチョウ、ビャクシンカミキリ、タケトラカミキリキンケトラカミキリ

P.S.採ったふきのとうは天ぷらにしておいしく頂きました。
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ちなみに天ぷらを自分だけで作ったのは初めてです。
最初の天ぷらがふきのとうってなんかいいねww
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by taiyaki-i | 2011-05-05 14:14 | 採集記