3/26 沖縄県石垣島 3日目   

2011年 04月 08日
引っ越しなどでだいぶ時間が空いてしまいました・・・。スマソm(_ _)m

写真がほとんどありません。最初は帰宅後に虫の写真を撮ろうと思っていたのですが、いろいろ忙しくそこまでできませんでした。ごめんなさい。

2日目の夜も寝れなかったので、疲労は最高潮。

今日は材採も兼ねて島の北部へ行きます。
成虫のターゲットとしてはイシガキウスアヤやヤエヤマタテスジドウボソだったけ?とにかくドウボソの仲間。
材採ではフトカミキリやアオヒメコバネなんかが採れたら万々歳。

一昨日、昨日と同じ時間に出発し、車を走らせること約1時間半、石垣島最北端の平久保に到着。
今日も雲は厚く、しかも強風。
疲労と重なってやる気もダウン( ´ Д ` )

とりあえずススキなどの単子葉類が多く生えているあたりに車を停め、採集開始。
車を停めたすぐ近くのススキの株には羽脱孔らしきものもありました。
羽脱孔を見たらなんだかやる気がww

しかし、ビーティングしても落ちてくるのはゴキブリなどの雑虫のみ。
寒いと奥の方に隠れてるのか・・・?

広葉樹の枯れ枝があったので叩いてみると、ヤエヤマアヤモンチビが。
こんな状況でも落ちてくるんだから、ド普通種なんだろうな~・・・。

その後ススキの株では羽脱孔が見つかるものの成虫は落ちず、他のササ?タケ?では羽脱孔すら見つからない状況。
とりあえずススキがねらい目ということだけは分かりました。

少し場所を移動して、再開。
枯れかけのススキの株があったので見てみると、ここにも羽脱孔。
しかし成虫は落ちず。
こんだけあるんだから1頭くらい落ちてくれても・・・。

蔓性の植物が絡まっていたのでヤエヤマアヤモンチビでも落ちないかと叩いてみると、大き目のカミキリが。
って、あれ?
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イシガキウスアヤカミキリ Bumetopia sakisimana ishigaki HAYASHI,1966

なんでススキ自体を叩いても落ちないのに別の植物叩いたら落ちてくるんだ・・・?
ちなみにこの時点ではイシガキウスアヤではなくサビアヤだと思っていました。
イシガキウスアヤってもうちょい小さめだと思ってたし・・・。
でもサビアヤだったら上翅末端がヤハズ型だし、模様ももっとハッキリしてます。

イシガキウスアヤが採れた近くのススキの枯れ枝を折ってみると、中にハイイロヤハズに似た食痕が。
おそらくこれがブーメ(ウスアヤカミキリ族の総称)の食痕なのでしょう。

他にも似たような食痕のある材があったので調べてみると、中には蛹が。
イシガキウスアヤ・・・にしてはデカい。
サビアヤ?
何に化けるかお楽しみですね。家に帰ってから見てみたら動いていたので元気な状態で持って帰ることができたようです。

これまでのことを考えると、どうやら枯れたススキで適度に他の植物が絡まって枯れ葉があるところがいいようです。
ここからは俺の考察ですが、他の植物が絡み付くと根本の部分に光が届かずススキが自分で根本を枯らすので、ちょうどいい感じになるのでしょう。
生物の授業で単子葉は根本近くまで光がよく届くと習ったので、それのみでは枯れにくいのでは・・・。

さらに場所を移動してねらい目だと思うところを叩くと、やっぱり落ちました!!
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イシガキウスアヤです。
さっき落ちてきたのよりも一回り小さく、触角が長いので、雄雌の違いなのでしょう。

こいつは確実にイシガキウスアヤだと分かったので、今度は材採をすることに。
アオヒメコバネの材を探す気力は残っていないので、フトカミキリをターゲットにギンネムを探します。
ギンネムは道沿いに多く生えて(植えられて?)おり、行きにも数多く見られました。

ある程度大き目のギンネムを探しながら走っていると、ちょうど駐車スペースもありいい感じの場所を発見。
さらにはセンダングサが多くあり蝶も飛び回っています。
ほとんどはリュウキュウヒメジャノメですが、たまに当たりがあり、俺はクロホシセセリを採集。

昼食を食べてからギンネムの部分枯れを切ってみると、樹皮化に食痕が。
幼虫もいました。2頭見つかったのですが、1頭は損傷。
材部への侵入孔も多くあったので、期待できそうです。
食痕は粉状でした。

ある程度材が集まったところで場所を移動。

すると移動中、木の上に大き目の影が。
おおっ!?アイツはカンムリワシ!!
3日目にしてやっと見ることができました。
やっぱカッコ良いねぇ~。
そういえばワシを見るのは人生初かも。
他のオオワシとかイヌワシは珍しいし。

俺らが車を降りて騒いでいると気付いたのか、羽根を広げ飛び去って行きました。
羽根の裏は白っぽかったです。

なんか・・・ブーメ採れて材採もできて、おまけにカンムリワシも見れて、満足しちゃったなあ・・・。
次の場所もギンネムが多くあったのですが、満足感と疲労でダラダラして結局材採せず。

一応今日の目的は終わったし、さすがに寝なければヤバい!
父はクロソを探しながら帰るというので、俺は寝ることに。
しかしなかなか寝れず、ちょっとウトウトしてきたかな~という頃に眠気を吹っ飛ばす出来事が。

父がソテツを見るため車を停めたとき、目を開けて周りを見てみると無数のシジミが。
父は気付いていないようです。
もしかしてクロソか!?
すぐに飛び出て採集。このとき眠気覚めたorzとちょびっと後悔ww

捕まえたのは何となくクロソっぽいシジミ。
しかしやけに小さい・・・。クロソって小型のゼフくらいの大きさはあると思ってたんだけど、こいつはヤマトシジミレベル。父も言っていましたが、これではヒメソテツシジミと呼んでもいいくらい。

それでもクロソと信じ、15頭ほど採集。

これで眠気が吹っ飛んだどころかやる気復活ww
ということでイシガキケブトハナのポイントへ行くことに。

イシガキケブトハナは今は材の中か羽脱しているか微妙なとこ。
とりあえずクサギがありそうなところに車を停めビーティングすることに。

クサギ以外にも枯れ枝などがあるのでそれらも叩いていくと、カミキリが。
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サキシマヒメカミキリ Ceresium fuscum shirakii HAYASHI,1963

おおっ、ヒメカミキリじゃん!
この仲間も南の方へ行かないとなかなか採れないやつだしな~。
東京にはテツイロヒメがいるけど。まあ移入種みたいですが。

さらにこの場所ではヤエヤマアヤモンチビとイシガキタイワンチビを追加。
イシガキタイワンチビはセンダングサなどの草が枯れたところで、ヤエヤマアヤモンチビは枯れ枝に多いようです。

結局ケブトハナは見つからず(というかクサギあんま叩いてないけどw)、今日の採集はここで終了。

さすがにこの夜は眠ることができました。
よかったよかった( ´ ∀ ` )


採集結果は後でまとめて書きます。
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by taiyaki-i | 2011-04-08 15:57 | 採集記