4/25 岐阜県某所 春物カミキリを求めて   

2010年 04月 27日
今回虫採りに熱中しすぎて写真が少ないです。最近写真が少なくてすいません・・・。

今日は岐阜でヒラヤマコブハナカミキリという木の洞に依存するカミキリがターゲット。
出てはいるようですが、果たして採れるのか・・・。

家を6時に出発し、現地に7時半過ぎに到着。はええ・・・。
下見に来た時の情報を元にアカメガシワの洞をチェックしていきます。

最初の場所はシラホシキクスイが出たアカメガシワ?の材を採った場所。
まずは葉を見て材の樹種を確認。
その葉は・・・
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あー、もうニレ科っぽいな、これ。
道理でシラホシキクスイが出ちゃうわけだよ・・・。んで、もうこれでトラニウスが出る確率はゼロorz

まだ時間が早く、気温も8度ほどしかありませんが、樹種も分かり、このまま待ってるのもヒマなので早速洞の確認に。
蚊取り線香の煙で虫をいぶし出します。
さて、出てくるでしょうか・・・?

・・・洞の上部から煙が出てきました。これで洞の内部に煙が充満していることになります。
煙なら自然と洞から出て行ってあとには残らないっていうのがいいですね~。

さて、煙とともに這い出てくるものは・・・

いませんでしたorz

洞の内部で寒くて動けないかもしれないと思い、入口あたりを携帯のライトで照らしてみましたが、赤い姿は拝めず・・・。

気温が上がってからまた見ることにして、場所を移動。

次の場所は急斜面にあるアカメガシワ。
今日は前回と違い蚊取り線香片手なので登るのがキツい・・・。

下見に来たときに羽脱口らしきものを確認していますが、どうなのか・・・。

・・・。

・・・・・・。

う~ん、何も出てこないなあ~・・・。
洞の内部だけでなく、その周りも見ましたが、いませんでした。

その後、周囲の洞も確認しましたが、ヒラヤマはおらず・・・。

今度は前回雪で行けなかったところを歩いてみることに。
小規模な谷ですが、地図で確認すると広葉樹林マークが多く、アカメガシワがある可能性は高いです。

その谷を歩くと、少ないながらアカメガシワが見られますが、ほとんどが谷側にあるため確認できません。
こりゃロープが必要なわけだ・・・。
尾根側にある木はチェックしましたが、ヒラヤマは不在。

このころからちらほらとスギタニルリが目につくように。
スギタニルリは採集依頼があるのでここから少し蝶採集。

スギタニルリは地面すれすれを飛ぶので採りにくい・・・。
とまってるのが見つけられりゃいいんだけど、小さくてなかなか分かんないし、一度飛び立つとすぐには止まんないんだよな~。
父も苦労してましたw

俺は採集しながら撮影も。
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スギタニルリシジミ Celastrina sugitanii (Matsumura, 1919)

スギタニルリとタダルリは、裏面が灰色がかっている、後翅裏面の斑紋がV型になるなどの点で区別できます。実物を見るとそんな注意しなくてもすぐに分かるもの。

このあと、シダに止まった個体が翅を開いたので開翅写真を撮ろうと思い近づいたところ、飛び立ってどこかへ行ってしまいました。
この個体は外縁の黒帯が太く、メスのようでした。
このときはあー、どっか行っちゃったな~、くらいしか思わなかったのですが、帰宅してから調べたところ、メスはなかなか吸水せず、採りにくいことが判明。
う~ん、惜しいことをしたな・・・。せめて写真だけでも採りたかったorz

スギタニを採集しながら最初に見た洞のところまで来ましたが、ヒラヤマはいませんでした。
う~ん、いい洞だと思うんだけどなあ・・・。

スギタニをある程度採集したので、今度はギフチョウのポイントへ行くことに。
しかし、移動してすぐに、通行止めの看板が。
「落石および法面崩壊の危険性」だそうです。確かに走ってるときに大き目の石とか結構落ちてたな・・・。

予想外のハプニングで時間が出来たので帰りに寄る予定だった土場へ行くことに。

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ここにはもしかするとビャクシンカミキリがいるかも・・・なんて思っています。
まずは広葉樹の材の確認。
すぐに材上を歩く1頭の虫が目に入りました。

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アトモンサビカミキリ Pterolophia (Pterolophia) granulata (Motschulsky, 1866)

今シーズンの土場での初カミキリです。こいつは成虫越冬するやつだったっけ?

次は針葉樹材。真昼間なのでおそらくはがれかけた樹皮の隙間などに潜んでいると思われます。
すぐに現れたのはヒメスギカミキリ。こいつも代表的な春のカミキリ。
ただ、数が多すぎるため人気?は今一つ。似たようなミドリヒメスギは人気あるのになあ~。
すでに標本が結構あるので採集はしませんでした。

しばらく探しましたが、ビャクシンは見つからずorz

土場の周囲を歩いていると花を掬っているカミキリ屋さんに会いました。
トウキョウトラを採りに来たそうですが、まだ早かったとおっしゃってました。

その人と話をしながら材を見て回るも、追加のカミキリは得られず。
その人も少しヒラヤマを探していたそうですが、見ていないとのこと。
この土場は昔から有名で、最近は乾燥していてあまりカミキリは集まらない?みたいですが、昔は一日でオオアオ50頭(!)なんていうときもあったそうです。昔はすげえなあ・・・。
見た目だけだと今でも結構虫集まりそうだったんで、機会があれば夏にも来たいです。
久々に他のカミキリ屋さんに会えたからうれしかったな~。花掬いや土場だとほかの人にあえて色々話できるのもいいですよね~。

材をみていたら昼になったので、昼食を食べて移動することに。
今度は下見のときによくポイントがわからなかった場所。
今日はまだ時間があるので自分の足で探すことに。
本来はこういう風に人に頼らずに自分の足だけで探すってのが理想だと思うけど、難しいなあ・・・。

車では入れない道があるので、そこを歩くことに。
最初の方は植林一色でしたが、次第に広葉樹も見られるように。アカメガシワもちらほら。
洞のある木もありました。
なんかこのころからちょっとヤケクソ気味になっており、線香はほとんど使いませんでした。
携帯のライトで照らしたりして確認しましたが、ヒラヤマは見つからずorz

道の終点にはこんなものが。
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クマ・・・なのか?
大きさは15cmくらい。
クマは5本足みたいだけどこれには3本しかない・・・。右側に微妙に4本目が写っているような気もするが・・・。ツメはあるみたいだしな~。
クマ以外だと何になるんだろ?
謎だ・・・。

結局ヒラヤマは採れず、もう一度土場へ行くことに。
またビャクシンを探すものの、確認できず。
近くのカエデも掬ってみましたが、ハチしか入りませんでした。

今回はなんというか、「惨敗」でした・・・。少しヒラヤマを見くびっていたかも・・・。
木曜に行けるならリベンジしたい!!天気が微妙ですが・・・。
ビャクシンも含め、がんばって採りたいです。
帰ってきたら37.4℃の熱があった(爆)

採集結果

アトモンサビカミキリ、コメツキsp
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by taiyaki-i | 2010-04-27 19:30 | 採集記